3月11日の東日本大震災の影響で、自宅離れにあるコレクションルームのおもちゃが相当数転倒・破損するという被害に見舞われた。 ガラスケースは幸い地震対策していたので壊れなかったが、飾ってある物が落ちて床に散乱している。現段階であまりに余震が強く、手付かずの状態が続いている。あまりの量に手を付ける気力さえわかない。 しかし、もう1カ月も経つ。そろそろ余震も収まってきたので、仲間を集めて一気に片づけようと思う。何人かの仲間が視察に訪れて、被害の甚大さに言葉を失っていた。余震がおさまれば、手伝いに来てくれると声をかけらたので少しは救われる。 今回の地震の特異性にはただただ呆れる。震度3以上の余震の数はゆうに数百回を超える。震源地が毎回違うことも不気味である。まだまだ続くようでは、コレクションルームの片づけ時期に支障が出てくる。 いつおさまるか分からない地震。天災だけにどうしょうもないもどかしさ。地震列島での展示館の設え方を、見直さないといけないかもしれない。地震がきても転倒しない方法を少し工夫する必要があるようだ。 なんとか大型連休までに整理・補修して、また元通りに近づけたいと思う。 安田コレクション例会も再開を迷っている。やはり綺麗に片づけてから皆様を招待したいと思うのである。4月開催も難しいかもしれない。 地震の二次被害は思った以上に根深いものがある。
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